輪針の作り目のやり方【つなぎ目が目立たない!】

2019年5月4日

テクニック



スヌードやレッグウォーマーなど、棒針で輪に編む場合の作り目のやり方をご紹介します。ほんのちょっとのコツで、いつもの指でかける作り目が、つなぎ目が目立たず輪になりますよ!

基本は「指でかける作り目」と同じ

輪針(又は4本棒針)で作り目を輪にするには、平らに編む場合と同様、「指でかける作り目」を使います。違うのは、一番最初の目の作り方です。通常、作り目の最初は、毛糸で小さく輪を作り、結んで始めます。作り目を輪にする場合はこの輪を結ばず、ただ糸を針にかけて(ねじって)目を作るんです。
ねじり目1+通常の作り目で必要な数

を作ります。つまり、必要な目の数よりねじり目一目分多く作ることになります。

【例】100目が必要→ねじり目1目+普通の作り目で100目=合計101目で編み始める。

輪針の作り目‐最初のねじり目の作り方

ШАПКА / СНУД / СВИТЕР(olenka_shai)さんの動画で説明していきます。


上の動画の2枚目をご覧ください。

ただ糸を針にかけ、ねじって(ひねって)最初の目を作り出します。これが、輪にする時につなぎ目を目立たせないための最大のポイントです!

輪針の作り目‐作り目を輪にするやり方

必要な数の目を「指でかける作り目」で作ったら、いよいよ輪にします。


上の動画の3枚目をご覧ください。
1.作り目の最後の目を右、作り目の最初のねじり目を左にして針を持ちます。
逆にすると作り目が裏になってしまうので注意です!

2.左針に最後の目をかけます。この時、右針は引き抜かず、交差させたままにしてください。

3.最後の目の下から、右針で最初のねじり目をすくいます。

4.右針と一緒に最初のねじり目を引き抜き、糸を引き締めます。

5.これで輪になりました!


文章で説明するのは難しいですが、動画を見れば一目瞭然だと思います。

このやり方だと、つなぎ目に段差ができることなく、きれいに輪にすることができます。是非お試しください!